ゆったりとして、魅力的なジムノペディですね!旋律も起伏があり、理想的な演奏に仕上がっています。
曲を仕上げる・・・、いつになっても難しいことです。
ミスタッチ無く練習通りに最初から最後まで弾くということはピアニストでも難しく、CD録音をするときも、上手く行った部分を切り貼りしてつなぐのが普通です。
そのうえで、本番は「ミスしていないように聞かせる」演奏が良い演奏です。間違った音を弾いても正しい音のように堂々と、そのまま演奏し続けます。
また、私が思う「曲が完成している状態」は、色々な弾き方ができる状態です。速く弾いたり情熱的に弾いたりクールに弾いたり、このような普段とは違う弾き方をするのも良い練習になるかもしれません。